【トレーニング】真夏の走り込みの重要性

真夏の走り込みトレーニングを乗り越えることは、秋のマラソンレースやトレーニングに多くのメリットをもたらします。

私も夏の走り込みが成功した時と失敗した時では、秋・冬のレース結果が違うことを実感しています。

どのようなメリットがあるかをまとめます。

真夏の走り込みトレーニングのメリット

1. 熱順化

夏の暑い環境でトレーニングすることで、身体が高温に適応します。これにより、汗をかきやすくなり、体温調節が効率的になります。秋の涼しい気候で走る際には、体温調節が容易になり、パフォーマンスが向上します。

2. 心肺機能の向上

暑い環境でのトレーニングは心臓や肺に対して大きな負荷をかけるため、心肺機能が向上します。これにより、心拍数や呼吸数が効率的になり、より長時間、より速いペースで走ることができるようになります。

私はその中でも更に鼻呼吸を推奨しています。

3. 精神的な強化

真夏の厳しい条件でのトレーニングは精神的なタフネスを養います。困難な環境で自分を追い込むことで、忍耐力や自己コントロール能力が向上し、レース本番でのプレッシャーやストレスにも対処しやすくなります。

秋の大会が20度以上、または30度近くになったとしても、心身共に対応が出来ます。

4. 筋力と持久力の向上

暑い環境での走り込みは、通常よりも多くのエネルギーを消費し、筋力や持久力の向上に繋がります。特に、暑さに耐えるための筋肉や心肺機能の強化が期待できます。

暑い環境では、エネルギー代謝が促進され、脂肪の燃焼効率が向上します。これにより、長時間のランニングでもエネルギーを効率的に利用できるようになります。

5. 回復力の強化

高温環境でのトレーニング後に適切なリカバリーを行うことで、回復力が向上します。これにより、次のトレーニングセッションやレースへの準備が効率的に行えます。

まとめ

真夏の走り込みトレーニングは、秋のレースに向けて身体的、精神的に強化するための有効な手段です。熱順化、心肺機能の向上、精神的な強化、筋力と持久力の向上、回復力の強化、など、多くのメリットがあります。これらの効果が相まって、秋のマラソンでのパフォーマンス向上に繋がります。

ただし、夏の日中は暑すぎて走り込みには適していません。早朝・深夜の涼しい時間帯を狙う、日影があるコースを探す、水辺に近い所・アイシングがすぐできるとことを探す、またはいつでもやめることが出来る周回コースなどがお勧めです。

暑い夏を乗り越えて、強い体を作り上げてください!

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングクラブ「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」コンサル事業・サポート事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。

「健康経営」を推進するための研修や、オーダーメイドのサポート事業を行う。

お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

楢木十士郎