走歴が浅い方に「どのようなシューズを選べばいいですか?」と聞かれることがあります。
でも一言で伝えることが難しいです。
ランニング経験や目的によって、選ぶべきシューズは大きく変わるので、レベル感に応じた指標で整理したいと思います。
ランニングレベル別 シューズ選びの指標
初心者向け(フルマラソン・サブ5目標)
クッション性: 衝撃吸収性が重要です。厚めのミッドソールで、膝や足への負担を軽減できるものがおすすめです。
安定性: 初心者はフォームが安定していないため、足首をサポートしてくれるような安定性の高いシューズを選びましょう。
フィット感: 足にぴったりとフィットするものが大切です。サイズだけでなく、幅や甲の高さも考慮して、試し履きをしっかり行いましょう。特にここが重要だと考えています。走っている時にシューズの不一致による痛みを感じてしまうと継続できません。横幅も含めショップで計測してもらい、自分に合ったサイズのシューズを履きましょう。
デザイン:ここは優先順位最後で良いと考えています。でも、おしゃれなシューズの方がモチベーションアップにつながるのも事実です。ここはその人その人のこだわりですかね。
中級者向け(フルマラソン・サブ4目標)
クッション性と反発性: 長距離を走る場合は、クッション性と反発性を両立させたものがおすすめです。
軽量性: スピードアップを目指すなら、軽量なシューズを選ぶことで、足の動きを妨げずにスムーズな走行が可能になります。
フィット感: もちろん重要です!自分に合ったシューズを見つけ、固定することもお勧めです。(同じシューズを複数個持つ)
上級者向け(フルマラソン・サブ3.5以上目標)
軽量性と反発性: より速く走るために、軽量で反発性の高いシューズが求められます。
カスタマイズ性: インソールやシューズの形状をカスタマイズできるものなど、自分の足に合わせた細かい調整が可能になります。
目的特化型: マラソン、トレイルランニングなど、目的別に特化したシューズを選ぶことで、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
ここで必ず議論になるのは、「カーボンプレートの必要性」です。
使うためにはランニングフォーム・筋力など向き不向きがあるので、「必ず使用しましょう!」というものではないと考えています。
個人的には、練習ではスピード練習以外には使わない。レースでのみ使用しています。故障のリスクを軽減させるためです。
その他の選ぶ際のポイント
走る場所: ロード、トレイルなど、走る場所によって必要な機能は異なります。
体重: 体重が重い人は、クッション性のあるシューズを選ぶと良いでしょう。
足の形: 扁平足、土踏まずが高いなど、足の形によって合うシューズは異なります。インソールでの調整も可能です。
まとめ
ランニングシューズ選びは、自分のレベルや目的に合わせて、様々な要素を考慮する必要があります。上記を参考に、自分にぴったりのシューズを見つけて、快適なランニングライフを送ってください。
最終的には、「ランニング専門店の店員さんに相談する」事をお勧めします。プロのアドバイスを参考にすることは非常に大切です。
キープランニングの近くであれば、「ステップスポーツ 福岡店」があるので、相談されてみてください。「キープランニングからお勧めされました」と伝えると、いつも以上にしっかり調整してもらえるかもしれません(笑)
Keep Running®(キープランニング)の事業
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