【健康経営】健康経営がもたらす生産性向上 ~プレゼンティーイズムとアブセンティーイズムの観点から~

こんにちわ、健康経営エキスパートアドバイザーの楢木十士郎です。(笑)

健康経営を進めることによって得られる重要なメリットの一つが、「生産性の向上」です。特に、プレゼンティーイズムとアブセンティーイズムという概念を考えると、健康経営がどのように生産性向上に寄与するかを理解することが重要です。

プレゼンティーイズムとは?

プレゼンティーイズムとは、従業員が病気や健康上の問題を抱えながらも出勤し、実際には効率的な仕事ができない状態を指します。従業員は体調がすぐれないにもかかわらず出勤し、仕事をこなすことに集中できず、結果として生産性が低下します。

アブセンティーイズムとは?

一方、アブセンティーイズムは、従業員が健康な状態でも仕事を休んでしまうことを指します。これは、身体的な病気や精神的な問題による欠勤や遅刻などが該当します。アブセンティーイズムも生産性の低下につながりますが、ここでは特にプレゼンティーイズムに焦点を当てたいと思います。

健康経営がプレゼンティーイズムを減少させる方法

  1. 健康管理の促進:健康経営では、定期的な健康診断や健康プログラムの実施を通じて従業員の健康管理を促進します。早期に健康リスクを発見し、適切な対策を講じることで、プレゼンティーイズムを減少させることができます。
  2. メンタルヘルスのサポート:ストレスや精神的な負担が原因でプレゼンティーイズムが発生することもあります。健康経営では、メンタルヘルスの重要性を認識し、カウンセリングサービスやストレス管理プログラムを提供することで、従業員の心の健康を支援します。
  3. 職場環境の改善: 快適な職場環境は従業員の健康と生産性に直結します。健康経営では、エルゴノミクスに配慮したデスクや椅子の提供、適切な照明や空調の確保など、職場環境の改善に努めます。

健康経営がアブセンティーイズムを減少させる方法

  1. ワークライフバランスの推進: 適切なワークライフバランスを促進することで、従業員のストレスや疲労を軽減し、健康な状態を維持することができます。フレックスタイム制度やリモートワークの導入、有給休暇の取得推奨など、柔軟な働き方を支援する取り組みが重要です。従業員が仕事とプライベートの両方を充実させることができれば、仕事に対するモチベーションが高まり、アブセンティーイズムのリスクを軽減できます。
  1. 健康教育と啓発活動: 従業員に対する健康に関する教育や啓発活動を積極的に行うことも重要です。健康的な生活習慣やストレス管理の方法、適切な睡眠の重要性などを従業員に理解してもらうことで、健康意識が高まり、アブセンティーイズムの削減につながります。
  2. 健康プログラムの導入: フィットネスプログラムや栄養指導、ストレスマネジメントセミナーなど、従業員の健康を促進するプログラムを導入することも有効です。従業員が健康に関する適切な知識を身に付け、自己管理を行うことで、アブセンティーイズムの抑制が可能となります。

まとめ

健康経営がプレゼンティーイズムとアブセンティーイズムの双方に対処するためには、従業員の健康管理を総合的に行うことが重要です。定期的な健康診断やメンタルヘルスサポート、職場環境の改善、ワークライフバランスの推進など、多角的なアプローチが必要です。従業員が健康で、心身ともに安定した状態で働くことができれば、生産性が向上し、企業全体の成果にもポジティブな影響を与えることでしょう。

健康経営エキスパートアドバイザーの[名前]でした。皆さんの企業が健康経営を推進し、従業員の健康と生産性の両方を向上させることを心から願っています。今後もお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください。

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この記事を書いた人

楢木十士郎