【ケア】マラソントレーニングで多い怪我と対策

マラソンは人生を充実させるスポーツの一つです。

一人で走り始めることが出来ますし、明日からでもランニンググッズがあればすぐに始めることが出来ます。

ただし、簡単に始めることが出来る反面、ケガとも隣り合わせであることを知っておく必要があります。特に、40歳を超えてからのスポーツはケガのリスクが上がります。

ここでは、ランナーに発生しやすいケガ(故障)と、その対策をまとめておきます。

1.ランナー膝(ランナーズニー)

長時間のランニングや過度の負荷によって、膝の軟骨や軟骨の周囲の組織が炎症を起こすことがあります。ランナーズニーは最もポピュラーなケガの一つで、ランニングフォーム、筋肉の柔軟性、強さが関係しています。これらを改善することで、KeepRunningのメンバー様でも、ひざ痛が無くなり、快適に走れる喜びをつかまれた方が多くいます。

2.アキレス腱炎

アキレス腱は足首とふくらはぎをつなぐ重要な組織です。繰り返しの運動や急激なトレーニング負荷によって炎症を引き起こすことがあります。芝生ランなどで足の負荷を低くすることなどで、対策が可能ですが、まずは安静にして、アイシングによる炎症抑制が効果的です。

3.疲労骨折

長時間のランニングや過度のトレーニングによって、骨に炎症が起きたり微小な亀裂が入ることがあります。特に足の骨やすねの骨、足首の骨に影響します。

4.足底筋膜炎

足底筋膜は足のアーチを支える組織で、過度の負荷や繰り返しのストレスによって炎症を起こすことがあります。ランニング中に足の裏に痛みを引き起こすことがあります。

股関節の故障

長時間のランニングや過度のストレッチ、不適切な姿勢によって、股関節周囲の筋肉や靭帯に損傷が生じることがあります。これにより股関節の痛みや運動制限が生じます。

これらのケガは、適切なトレーニング計画やウォーミングアップ、クールダウン、ストレッチ、適切な装備の使用などの予防策を取ることで軽減することができます。

マラソン練習中のケガ予防として、以下の点を考慮すると対策が打てます。

1.急な負荷増加の防止

トレーニング中に急激な負荷をかけることは、筋肉や関節に過度のストレスをかけ、ケガのリスクを高めます。トレーニング計画を段階的に進め、適切な休息を取りながら無理なく負荷を上げていくことが重要です。

2.練習後のクールダウン

ランニングの後には、軽いジョギングやウォーキングを行って徐々にペースを落とし、心拍数を下げることが重要です。急激な停止は筋肉や関節に負担をかけるため、ゆっくりとした運動で体を冷ますことが大切です。

3.ストレッチ

ランニング後には筋肉が疲労しているため、ストレッチを行って筋肉をほぐし、柔軟性を保つことが重要です。特にハムストリングや大腿四頭筋、腓腹筋などの下半身の筋肉を重点的にストレッチすることが効果的です。

4.アイシング

練習後にケガの予防と炎症の軽減のためにアイシングを行います。氷や冷たいパックをケガの部位に適用し、血管を収縮させて炎症を抑えることができます。

ランニングはすぐに始めやすいスポーツである反面、ケガと隣り合わせであることを理解しておく必要があります。

一緒に強い体作りを行っていきましょう!

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングクラブ「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

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この記事を書いた人

楢木十士郎