ランニング・ジョギングで「息が上がる」って普通?

なぜ苦しくなるのか、そのメカニズムを知ろう

ランニングを始めたばかりの人が最初に感じるのが「すぐ息が上がる」「ぜぇぜぇ苦しくなる」という悩み。
「自分は運動に向いてないのかな…」と不安になる方も多いですが、実はこれはごく普通の反応です。

今回は、「なぜ息が上がるのか?」その仕組みをまとめてみました。


息が上がるのは「酸素」が足りなくなるから

ランニングをすると、体の中では大量のエネルギーが必要になります。
このエネルギーを作るには酸素が必要。特に、筋肉を動かすには「酸素」と「糖や脂肪」が必要不可欠です。

ところが、運動量が増えると呼吸や心臓の働きが追いつかず、酸素供給が間に合わなくなってしまうのです。

結果として、呼吸が速くなり、「はぁはぁ」「ぜぇぜぇ」=“息が上がる”状態になります。


息が上がるメカニズムを簡単に言うと…

  1. 運動する(例:走る)
  2. 筋肉がエネルギーを必要とする
  3. 酸素の消費が急増
  4. 心臓と肺がフル稼働
  5. 酸素が足りないときは「呼吸数」を増やす → 息が上がる

つまり、息が上がるのは「体が一生懸命がんばっている証拠」なんですね。


息が上がりにくくなるにはどうすればいい?

「息が上がる」のを減らすには、少しずつ体を慣らしていくことが大切です。

▷ ポイントは3つ

  • ペースを落とす
     「会話ができるくらいのスピード」が目安。無理に頑張らなくてOK。
  • 走る→歩くを繰り返す
     「2分走って1分歩く」など、インターバルを取りながら続けましょう。
  • 継続が一番の特効薬
     心肺機能(肺と心臓の力)は、少しずつ確実に鍛えられていきます。継続は力なりです!

まとめ

  • 息が上がるのは普通の反応。酸素がたくさん必要になるから。
  • ペースを落とし、休憩をはさみながら続けることで、少しずつ楽になる。
  • 継続すれば、心肺も鍛えられ「苦しくないジョギング」ができるようになる!

焦らず、楽しんで、少しずつ走ることを続けてみましょう。
「息が上がらなくなってきた!」という日は、必ずやって来ます。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】

この記事を書いた人

楢木十士郎