【トレーニング】「スタンフォード式疲れない体」より 抗疲労体質になる一流の食事術

著書「スタンフォード式疲れない体」(著者:山田知生)より、抗疲労体質になる一流の食事術をまとめました。

マラソン練習の走り込みに使える内容です。こだわって取り入れてみてください。

■朝食

「朝食抜き」は3食中一番やばい。それは「血糖値スパイクが起こるため」。空腹時の後に大量に食べると血糖値が極端に急上昇し、その後急降下する」。そのため、朝食抜きは厳禁にしている。

「体温が上がり難い」というデメリットも出て来る。その日の活動のエネルギー源になる。朝食に時間は出来るだけ固定する。回復に大きな役割を担う自律神経が整うため。早食いは血糖値スパイクの原因になるので避ける。

1日3食お腹いっぱいになると疲れる。「必ず腹八分目まで」そのかわりに、空腹にならないように間食をする。間食はナッツやドライフルーツ、フルーツなど。

ポイント

ビタミンとタンパク質をマストに摂る

・朝食を摂らないと、1日のパフォーマンスや疲れ具合が全く違う

・朝食を抜くと血糖値スパイクを起こす、体温が上がり難くなる

・時間は出来るだけ固定する、早食いにならない

■昼食

タンパク質とサラダが基本。パンなどは極力茶色いものを選ぶ。

タンパク質:炭水化物=3:1

鶏の胸肉には「イミダペプチド」という活性酸素を取り除き、脳の疲れが取れる効果が報告されている。(私も走り込みの時は毎日鶏の胸肉です)

野菜は昼食の摂取量をMAXにする。疲労回復を助けるビタミン類が豊富で、消化も促進するため。

「野菜は生がおすすめ」栄養価が流れ出ないように。

■お腹いっぱいになると疲れる

「必ず腹八分まで」これがスタンフォード式の鉄則。満腹になるまで食べてしまうと、消化に時間がかかり食後の倦怠感を誘発する。腹八分で、途中お腹がすいたら、ナッツ・果物などの間食でつなぐ。果物でビタミンチャージ。

■炭水化物

炭水化物は白いものを避けて茶色いものを選ぶ。

白色:白米、小麦粉パン

茶色:玄米、ライム麦パン

雑穀には「食物繊維」と「ビタミン」が豊富で、血糖値の上昇を抑え、内蔵疲労解消をサポートする働きがある。

■絶対に口にしない「禁断の疲労食」

・脂っこい揚げ物(内蔵疲労防止のため)

・甘い朝食(フレンチトースト・パンケーキ、特にメイプルシロップをかけたもの)(血糖値スパイク防止のため)

・人工的に甘くしたもの(お菓子・ケーキ・アイスクリーム)(体内のビタミンを消費するため)

・清涼炭酸飲料(砂糖10杯・疲れと肥満をまねく)⇒飲物は水

『「疲労予防」「疲労回復」「疲れない食事術」を実践することは、疲れない体を作ってキープするのに効率的で確実な道』とまとめられています。

マラソン練習を本格的に始めると、いかに疲れない体を作るかが求められます。「スタンフォード式食事術」を参考にしながら走り込みを行うと、必ず結果にも違いが出てきます!

こだわってトレーニングを積んで行きましょう。

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

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この記事を書いた人

楢木十士郎