3月22日、「さが桜マラソン」が開催された。
今シーズン最後の大きなマラソン大会。
この一日を迎えるまでに、それぞれのメンバーが積み重ねてきた時間、努力、葛藤、願いがあった。

天候は曇り。
しかしレースが4時間を過ぎたあたりから雨。
スタート時の気温は12℃、最高気温は19℃。
春のやわらかさの中に、少し暑さも感じるコンディション。
決して楽な一日ではなかった。
それでも、メンバーの皆さんはそれぞれの思いを胸に、スタートラインに立たれた。
記録を狙う人。
今の自分の力を試す人。
今シーズン最後のレースを楽しもうと、ファンランで参加する人。
42.195キロに向かう理由は一人ひとり違う。
だが、そこに共通していたのは、「この日を大切に走りたい、楽しみたい」という情熱だった。
私は今回、エース佐谷さんのサブ3達成に向けて、ペーサーを務めた。
目標に向かって真っ直ぐ進む表情には、この日に懸ける強い思いがにじんでいた。
その挑戦に寄り添いながら走れたことを、心から幸せに思う。


そして、今回のさが桜マラソンで強く感じたことがある。
それは、マラソンは走る人だけのものではない、ということである。
最後までスタジアムで応援してくれた亜矢子さん、恵美さん。
長い長いレースの一日。
走っている時間だけでも何時間にも及ぶその中で、最後までその場に立ち続け、メンバーの帰りを待ち、声を届け続けてくださった。
1キロ地点、8キロ地点、そしてゴール地点。
その優しさ、その温かさ、その一途さに、どれだけ救われたことだろうか。
走る側は、自分の苦しさと戦っている。
だが、応援する側もまた、ただ見ているだけではない。
「頑張ってほしい」
「無事に帰ってきてほしい」
「力になりたい」
そんな思いを何時間も持ち続ける。
それは、簡単にできることではない。
ゴールに近づき、身体も心も削られていく終盤。
スタジアムに戻れば、待っていてくれる人がいる。
声を枯らしながら応援してくれる人がいる。
その事実が、どれだけ大きな支えになることか。
亜矢子さん、恵美さんの存在は、まさにメンバーにとっての“帰る場所”だったと思う。
最後は雨の中の応援、本当にありがとうございました。


そして、移動しながら応援してくれた高田さんファミリー、全江さん。
この応援の尊さも、忘れてはならない。
マラソンの応援は、ただ一か所に立って拍手を送ればよいものではない。
選手の通過時間を考え、移動し、次の場所へ向かい、また声を届ける。
時間も、手間も、体力も必要である。
それでも仲間のために動いてくださる。
その行動の一つひとつに、深い愛情がある。
34キロ地点。
高田さんが、コーラとOS-1のスペシャルを全メンバーのために用意してくださった。
34キロ、そこはマラソンの厳しさが一気に押し寄せる場所である。
脚が止まりそうになる。
気持ちが折れそうになる。
ここから先は、身体だけでは進めない。
心の力が必要になる。
そんな地点で差し出されるコーラとOS-1。
それは、ただの補給ではない。
そこには、「大丈夫」「見ているよ」「最後まで信じているよ」という言葉にならないメッセージが込められている。
苦しい時に、自分のために用意してくれたものがある。
それだけで、どれだけ心が救われることか。
しかもそれを、一人だけではなく、全メンバーのために準備してくださっている。
この気配り、この優しさ、この仲間を思う心に、胸が熱くなる。
高田さんファミリー、全江さんの応援は、間違いなくメンバー全員の背中を押してくれた。
本当にありがとうございました。


結果は、キープランニングメンバー21名出走、全員完走。
そして9名が自己ベスト更新。
数字だけを見ても素晴らしい結果である。
だが、この日の価値は、数字だけでは語れない。
そこには、記録を狙う真剣勝負があった。
そこには、シーズン最後を楽しむファンランがあった。
そこには、仲間のために声を枯らす応援があった。
そこには、苦しい場面で差し出されるスペシャルがあった。
そこには、走る人と支える人が、お互いを思い合う温かさがあった。
私はコーチとして、いつも感じることがある。
皆さまを支えているつもりで、実は私の方が、何度も力をいただいている。
本気で挑戦する姿に。
苦しくても前を向く姿に。
仲間のために動く姿に。
そのすべてに、心を打たれる。
速いとか遅いとか、記録がどうだったとか。
定量的な評価、それも大切である。
しかし、それ以上に尊いものがある。
それは、一人ではなく、仲間とともにこの日を作り上げたことである。
誰かが走った。
誰かが支えた。
誰かが待った。
誰かが声をかけた。
誰かが信じた。
その一つひとつが重なって、このさが桜マラソンという一日が、ただの大会ではなく、心に残る特別な一日になった。
情熱を燃やして走ってくださったメンバーの皆さま。
最後までスタジアムで待ち、応援し続けてくださった亜矢子さん、恵美さん。
移動しながら力強い応援を届けてくださった高田さんファミリー、全江さん。
本当に、本当にありがとうございました。
皆さまの存在があったからこそ、この一日は温かかった。
皆さまの存在があったからこそ、この一日は強かった。
皆さまの存在があったからこそ、苦しい42.195キロの先に、笑顔と感動があった。
今シーズンの大きなマラソン大会は、ここで一区切りである。
だが、この日に感じた思い、この日に生まれた絆、この日に流れた温かい時間は、これから先の挑戦にも必ずつながっていく。
青森マラソン、トライアスロン、ウルトラマラソンとシーズンは続いて行く。
挑戦は続く。
だが、キープランニングには「仲間の力」がある。
走ることは、一人でもできる。
しかし、ここまで心を震わせる走りは、一人ではできない。
仲間がいるから、頑張れる。
仲間がいるから、乗り越えられる。
仲間がいるから、この時間が、かけがえのないものになる。
キープランニングの皆様、本当に、お疲れさまでした。
そして、感動をありがとうございました。
Keep Running®(キープランニング)の事業
パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。
■個人
会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)
マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。
■法人
「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。
「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。
■子供のランニング教室
別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。
【Instagram】
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