【トレーニング】心肺機能と心拍数の関連性

メンバーの方から、「心肺機能と心拍数は関連してるのかな?」と聞かれました。

「関連しているだろうけど、でも僕は脈拍数多いしな・・・」と迷い、即答が出来ませんでした。

その関係を調べてみました。

  1. 心肺機能の指標としての心拍数
    • 心拍数は心肺機能の重要な指標の一つ
    • 一般的に、心肺機能が高いランナーほど安静時の心拍数が低くなる傾向がある
  2. トレーニング効果の測定
    • 同じ運動強度での心拍数の変化を観察することで、トレーニング効果を測定できる
    • 心肺機能が向上すると、同じペースでの走行時の心拍数が低下する
  3. 運動強度の管理
    • 心拍数を用いて運動強度を管理することで、効果的なトレーニングが可能になる
    • 最大心拍数の一定割合で走ることで、狙った強度でのトレーニングができる
  4. 酸素運搬効率
    • 心肺機能が向上すると、1回の心拍でより多くの血液(酸素)を送り出せるようになる
    • これにより、同じ運動強度でも心拍数を抑えて走ることができる
  5. 回復力の指標
    • 運動後の心拍数の回復速度は、心肺機能の回復力を示す指標となる
    • 心肺機能が高いランナーほど、運動後の心拍数の回復が早い傾向がある
  6. 呼吸数との関係
    • 検索結果によると、心拍数と呼吸数には約4:1の関係がある
    • この比率は運動強度によって変動するが、心肺機能の状態を反映している
  7. オーバートレーニングの警告
    • 通常より高い安静時心拍数は、オーバートレーニングの兆候を示すことがある

ランナーは心拍数を活用することで、より効果的なトレーニングと体調管理が可能になる。心拍数は心肺機能の状態を反映するため、トレーニングの進捗や体調の変化を客観的に把握するのに役立つ。ただし、心拍数だけでなく、主観的な感覚や他の指標も合わせて総合的に判断することが重要である。

つまり、心拍数は一つの判断材料だが、それのみに左右されるのではなく、自分の体が感じる感覚的なものも踏まえて(酸素運搬効率・回復力など)総合的に判断しながらトレーニング・レースを行う必要があるということがまとめですかね。

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

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この記事を書いた人

楢木十士郎