夏に貧血が起きやすい理由

ランナーの貧血は 夏のほうが起きやすい 傾向があります。
私も実感があります。
「だるい」「力が入らない」「息が上がってしまう」など、症状を感じることがあれば、改善策を検討してください。


理由

1. 発汗量の増加による鉄の喪失

  • 汗には微量ですが鉄分が含まれており、大量発汗で鉄が失われます。
  • 夏場の長距離練習や高温下でのランニングでは、発汗量が冬より格段に多くなります。

2. 練習強度と距離の増加

  • 夏は秋の大会に向けた走り込み期になることが多く、月間走行距離が伸びます。私も夏の走り込みは裏切らないと考えています。だからたくさん走る!
  • 距離増加で「フットストライク溶血(足裏衝撃で赤血球破壊)」の影響も増大。

3. 食欲低下による栄養不足

  • 暑さで食欲が落ち、肉や魚など鉄を多く含む食品の摂取量が減る。ここも納得。
  • 冷たい麺類やあっさりした食事に偏り、鉄やタンパク質が不足しやすい。ここも納得。

4. 胃腸へのダメージ

  • 高温下の運動は消化管への血流が減少しやすく、腸粘膜が傷つき微細な出血が起こることがあります。これも鉄ロスの一因。

💡 冬は?

冬は発汗量が少なく鉄ロスは減る一方、寒さで末梢血管が収縮し、体内の酸素運搬効率が落ちるため、貧血ではなくても「酸素不足感」を感じることはあります。
ただし練習量が急増すれば冬でも貧血は起きますが、発症率は夏ほど高くありません。
夏のトレーニングは鉄剤をサプリで補うなど、補充が必要ですね。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】

https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

この記事を書いた人

楢木十士郎