【トレーニング】玄米はランナー食

皆さん毎日お米を食べていますか?。

ランナーの方は良く食べる人が多いので、「大好きで何杯もおかわりする人」「好きだけど、年齢的にも糖質を制限し、控えめにしている人」「パン派であまり食べない人」色々いるのではないでしょうか?

走るエネルギー源として糖質は必要です。1日3食の中ではどこかでお米を食べていると思います。

そんなランナーすべてにお勧めしたいのが「玄米」です。玄米は栄養価が高くランナーにとって必要な栄養素を多く含みます。

ランナーにとって玄米が有益である理由とそのメリットを以下にまとめます。

玄米に含まれる栄養素

1. 食物繊維

必要性: 食物繊維は消化を助け、腸内環境を整えるため、ランナーの消化器系の健康維持に重要です。

メリット: 便通を良くし、栄養素の吸収を効率的にすることで、エネルギーの安定供給をサポートします。また、食物繊維は血糖値の急激な上昇を抑え、エネルギーレベルを一定に保ちます。

2. ビタミンB群

必要性: ビタミンB群はエネルギー代謝を助け、運動中のパフォーマンスを向上させます。

メリット: エネルギーを効率よく生成し、筋肉の疲労回復を促進します。特にビタミンB1は炭水化物の代謝を助け、持久力を向上させます。

3. ミネラル

必要性: ミネラルは筋肉の収縮、酸素の運搬、エネルギー生成に必要不可欠です。

メリット: 鉄は酸素を筋肉に運ぶヘモグロビンの生成を助け、マグネシウムは筋肉の収縮とリラックスを調整します。亜鉛は免疫機能をサポートし、マンガンとセレンは抗酸化作用を持ち、酸化ストレスから体を守ります。

4. ビタミンE

必要性: 抗酸化作用を持ち、運動による酸化ストレスから体を守ります。

メリット: 細胞の老化を防ぎ、疲労回復を早めます。特に激しい運動を行うランナーにとって、ビタミンEの抗酸化作用は重要です。

5. フィチン酸

必要性: フィチン酸は抗酸化物質で、運動による酸化ストレスを軽減します。

メリット: がんのリスクを減少させる可能性があり、全般的な健康維持に貢献します。

6. γ-オリザノール

必要性: 抗酸化作用を持ち、コレステロール値を下げる効果があります。

メリット: 心臓の健康をサポートし、持久力向上に役立ちます。2型糖尿病やメタボリックシンドロームを改善する効果もあります。

7. タンパク質

必要性: 筋肉の維持と修復に必要です。

メリット: トレーニング後の筋肉の回復を促進し、筋力向上に役立ちます。長距離ランナーや強度の高いトレーニングを行うランナーにとって、タンパク質の供給は特に重要です。

8. 脂質

必要性: 健康的な脂質はエネルギー源として重要です。

メリット: 心臓の健康をサポートし、持久力を向上させます。脂質はエネルギーの持続的な供給に役立ち、長時間のトレーニングや競技において効果的です。

結論

玄米はランナーにとって理想的な食品であり、持久力の向上、筋肉の回復、全般的な健康維持に寄与します。これらの栄養素がバランスよく含まれているため、玄米を日常の食事に取り入れることで、ランニングパフォーマンスの向上が期待できます。

私はウルトラマラソンのトレーニングをしているので、人より多く走ります。毎日走り続けるためにも玄米を取り入れています。更に、「玄米・小豆・塩」を一緒に炊いて「発酵玄米」にしています。モチモチ感があり食べやすく、発酵しているので栄養価も高くなります。

毎日のトレーニングの調子を整えるために、玄米を取り入れてみてください。

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

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この記事を書いた人

楢木十士郎