マラソン練習での走り込み(長距離ランニングの継続的なトレーニング)は、身体の生理的適応を促し、持久力の向上につながります。「ミトコンドリアの数とサイズが増大する」および「毛細血管密度が増加する」という変化が生まれます。これらの変化によるメリットについてまとめます。
ミトコンドリアの数とサイズの増大
ミトコンドリアとは
ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを生産する小器官です。主に酸素を使ってエネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)を生成するため、「細胞のエネルギー工場」とも呼ばれます。
メリット
- エネルギー生産の効率向上
ミトコンドリアの数が増えることで、細胞内でのATP生成能力が向上します。これにより、長時間の運動中でも持続的にエネルギーを供給できるようになります。
- 乳酸の蓄積抑制
ミトコンドリアの機能向上は、酸素を利用したエネルギー代謝を活発化させ、乳酸の産生を抑制します。これにより、筋肉疲労を遅らせることができます。
- 酸素利用効率の改善
ミトコンドリアのサイズが大きくなることで、酸素を取り込んでATPを生成する能力がさらに向上します。結果として、運動パフォーマンスが向上します。
- 回復力の向上
エネルギー代謝の効率が上がることで、運動後の回復も早くなります。これにより、次のトレーニングや競技への準備がスムーズに進みます。
毛細血管密度の増加
毛細血管とは
毛細血管は微細な血管で、酸素や栄養素を筋肉細胞に供給し、老廃物や二酸化炭素を除去する役割を担います。
メリット
- 酸素供給能力の向上
毛細血管が増加することで、運動中に筋肉に届けられる酸素量が増えます。これにより、有酸素運動の効率が上がり、持久力が向上します。
- 栄養素供給の効率化
筋肉への栄養供給が改善されることで、運動中のエネルギー供給が円滑になります。また、筋肉の修復や成長も促進されます。
- 老廃物除去の効率化
運動によって産生される乳酸などの老廃物が迅速に除去されるため、筋肉疲労を軽減し、持久力を向上させます。
- 血流の向上
毛細血管密度の増加により、血流全体が改善され、心臓への負担も軽減されます。これにより、心肺機能が向上し、全身の持久力が向上します。
総括
マラソン練習での走り込みは、ミトコンドリアの数とサイズの増大、毛細血管密度の増加という形で身体に適応を促し、持久力を大幅に向上させます。これらの適応は、運動効率の向上、疲労軽減、回復力の向上をもたらし、マラソンパフォーマンスの向上に直結します。ミトコンドリアや毛細血管が少しずつ増えている想像をしながら、走り込みを楽しみましょう!
Keep Running®(キープランニング)の事業
福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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