【レース】カーボローディングと食物繊維の関係

カーボローディングによる便秘の原因として、食物繊維が深くかかわっていることは先日のブログで触れました。

食物繊維の関係について、もう少し深掘りしていきます。

原因

  1. 食物繊維の摂取量減少

カーボローディング中は炭水化物の摂取量を増やすため、相対的に食物繊維の摂取量が減少しがちです。これが便秘の主な原因となります。

  1. 消化器系への影響

食物繊維は腸内細菌の餌となり、腸の健康を維持する重要な役割を果たします。その摂取量が減ると、腸内環境が乱れ、消化器系の機能が低下する可能性があります。

  1. 便秘のリスク

食物繊維は便のかさを増し、腸の蠕動運動を促進します。その不足は便秘のリスクを高めます。

  1. 栄養バランスの崩れ

食物繊維を含む食品には、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。これらの摂取が減ることで、栄養バランスが崩れる可能性があります。

対策

    全粒粉のパン玄米など、食物繊維を含む炭水化物を選ぶ

    野菜果物を適度に摂取し、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補う

    ‣水溶性食物繊維(オートミールなど)を取り入れる

    注意点

      過剰な食物繊維摂取は腹部膨満感や消化不良を引き起こす可能性があるため、バランスが重要です。

      カーボローディング中も適度な食物繊維摂取を心がけることで、消化器系の健康を維持しつつ、効果的なグリコーゲン貯蔵を実現できます。個人の体質や目的に応じて調整することが大切です。

      レース本番に初めてチャレンジするのではリスクがあります。ロング走や練習レースなどの前に、同じ方法でチャレンジし、自分に合った方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

      Keep Running®(キープランニング)の事業

      福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

      ■個人

      会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

      マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

      ■法人

      「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。

      「健康経営」を推進するための研修や、オーダーメイドのサポート事業を行う。 お気軽にお問い合わせください。

      この記事を書いた人

      楢木十士郎