気温と足攣り問題
フルマラソンにおける気温の影響と足攣りの問題について、以下にまとめます。
- 気温とマラソンタイムの関係
- 最適な気温は約8°C前後とされています。
- 気温が1°C上昇するごとに、マラソン完走タイムが約0.3〜0.5%遅くなります。
- 高温時(25°C以上)には、パフォーマンスが大幅に低下し、途中棄権のリスクも高まります。
- 高温がパフォーマンスに与える影響
- 体温上昇による心拍数増加とエネルギー消費の増大
- 脱水症状
- 血液循環の変化による筋肉への酸素・栄養素供給の減少
- 精神的疲労の増加
- 足攣りの問題
- 気温の変化は足攣りのリスクに影響を与えます。
a) 低温時のリスク
- 冬の気温低下により、特に冷え性の人は足攣りが起こりやすくなります。
- 低温は血行不良を引き起こし、イオンやエネルギーの不足につながります。
- 冷えによって筋肉が緊張し、攣りやすくなります。
b) 高温時のリスク
- 夏場の高温時も足攣りが起こりやすくなります。
- 高温下では汗をより多くかき、体内のミネラル(特にナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)が失われやすくなります。
- ミネラル不足は筋肉の収縮や神経伝達に影響を与え、攣りのリスクを高めます。
- 足攣り予防策
- 適切な水分・電解質補給
- 血行促進
- バランスの取れた食生活と適度な運動
- 寝る前の入浴やストレッチ
- マラソン時の対策
- 気温に応じたペース調整
- 適切な水分・電解質補給計画
- 暑さ対策(帽子の着用、クールタオルの使用など)
- 寒さ対策(ランニングタイツなどの防寒具の使用)
- 漢方対策(芍薬甘草湯)
これらの要因を考慮し、気温に応じた適切な対策を取ることで、パフォーマンスの低下や足攣りのリスクを軽減できます。個人の体調や適応度に合わせて、総合的な対策を立てることが重要です。
Keep Running®(キープランニング)の事業
福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
■個人
会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)
マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。
■法人
「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。
「健康経営」を推進するための研修や、オーダーメイドのサポート事業を行う。
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