レース中のエアーサロンパスについて
レース中にエアーサロンパスを使うことについて、何度も質問を受けることがあります。
私の見解をブログにまとめました。
メンバーさんの結果、私の肌感覚、エアーサロンパスの薬効、久光製薬の見解、これらを踏まえても、
「レース中に使う事は控える」
「レースが終わった後に、筋肉ケアとして使う」
なぜなのか?
エアサロンパスは、いわゆる冷却スプレーです。
主成分は揮発性のガスで、気化熱で皮膚表面を急速に冷やす仕組み。
よく使われる製品:
エアーサロンパス(久光製薬)
※中身は「治療」ではなく、表面冷却です。
久光のホームページでも、「運動後にお使いください」と記載されています。「運動中に使ってください」とは記載されていない。
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走行中に冷やすと何が起きるか?
① 表層筋温の急低下
マラソン中の筋温は上がっています(理想的には高い方がパフォーマンスは良い)。
急冷すると:
・筋収縮速度が低下
・神経伝導速度が低下
・筋の伸張性が一時的に下がる
つまり、パフォーマンス的にはマイナス寄りです。
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② 「縮こまる」問題
冷却により筋紡錘や神経反射系の働きが変化し、
・筋の硬さ増加
・可動域低下
は起こり得ます。
その結果、足を攣ってしまうことを促進させる恐れもあります。
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足攣りの主因は何か?
現在の主流仮説は:
神経筋疲労説
・筋疲労
・神経の過興奮
・電解質バランス変化
です。
疲労しにくい走り方、電解質・水分をしっかり取る、芍薬甘草湯を飲む、ことの方が予防・改善にはお勧めです。
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走行中に使うメリットは?
唯一の利点は:
・一時的な痛覚遮断
・「楽になった」感覚
いわば“感覚リセット”。
鎮痛作用は、痛み止めの内服薬を使うことで、対応できます。
感覚のリセットは、カフェインなどを積極に使うと良いと思います。コーラやカフェインサプリを取った後に、気持ちがもう一度引き締まるのと同じです。
むしろ、エアーサロンパスより、これらの方が強い効果があります。
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いつ使うのが合理的か?
✔ レース後
✔ 打撲や軽度の損傷後
この使い方が基本的に妥当。
久光製薬のホームページでも同じことを触れています。
「マラソンの最中に使ってください」とは、一言も触れていません。
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エアーサロンパスを使い、その後足を攣って走れなくなった話はたくさん聞きます。
足が攣りそうになってからエアサロンパスを使うので、「仕方なかった」で片付けることができますが、理論的にもレース中のエアーサロンパスはお勧めしないので、違う選択をご検討ください。
Keep Running®(キープランニング)の事業
パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。
■個人
会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)
マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。
■法人
「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。
「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。
■子供のランニング教室
別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。
【Instagram】
https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

