ミラノ・コルティナオリンピックが熱い

現在開催中のミラノ・コルティナオリンピック
冬の祭典が大きな盛り上がりを見せています。

その中でも注目しているのが、スキークロスカントリー。
そして、ノルウェーの絶対王者「ヨハネス・ホスフロット・クレボ」選手。

彼の走りから、マラソンと共通する“本質”を感じています。

クレボの「上半身は動かない」

「ヨハネス・ホスフロット・クレボ」選手の滑りを見て、まず驚くのはここ。

上半身が、びくともしない。

激しいストックワーク。
高速のラストスパート。
それでも、体幹は静か。

まるで“上半身が土台”になっているよう。

坂道をキロ3分30秒で駆け上がるそう(汗)


なぜ、上半身が動かないのか?

① 体幹が「安定」している

必要な可動域は使いながら、軸だけがブレない。

これはランニングでいうと、

✔ 腕振りが大きくても肩が上下しない
✔ 接地衝撃で頭が跳ねない
✔ 骨盤が左右に流れない

という状態。

エネルギーが“前”にしか進まない。


② 力が縦に逃げない

上半身が揺れる=エネルギーのロス。

クレボ選手は、力を斜め前方へ一直線に伝える

だから推進力が強い。

マラソンで言えば、

・接地が真下から後ろ
・押す方向が後ろに長い
・体が沈まない

これができると、推進力を生み、後半も落ちにくい。


「クレボステップ」とは何か?

クレボ選手の代名詞ともいえる動き。

高速レース終盤で見せるリズムの速い、鋭いステップ。

特徴は3つ。


① ピッチが極端に速い

ストライドを無理に広げない。
むしろ、細かく速く刻む。

これはマラソンのラスト5kmと同じ。

脚が重くなったとき、
無理に大股にするとブレーキがかかる。

細かく、速く、接地を短く。


② 接地が短い

雪面でも「乗る」感覚。

地面を叩かない。
潰れない。
沈まない。

これは私が大切にしている“乗り込み”そのもの。


③ 上半身と下半身の完全連動

クレボステップでは、

・ストック
・脚
・体幹

が完全に一体化。
どこか一部だけが頑張っている動きではない。

ランニングでいうと、

✔ 腕を振れば脚が自然に出る
✔ 骨盤が回れば脚が回る
✔ 足だけで走らない

連動ができると、後半に崩れない。


マラソンとの共通点

クレボ選手の滑りを見て思うのは、

速そうではないのに速い。

派手ではない。
大きく見せない。
でも速い。

マラソンも同じ。

・遅そうに見えて速い
・頑張っていないように見える
・足が暴れない

この走りが、42km持つ。


我々が学ぶべきこと

① 体幹の軸を大切にする

力を通す軸を作る。


② 接地時間を短くする意識

蹴るのではなく、乗る。


③ ラストはストライドではなくピッチ

苦しいときほど、細かく速く。


まとめ

ミラノ・コルティナオリンピックで見せるクレボ選手の滑り。

それは特別な才能ではなく、

・体幹の安定
・エネルギー効率
・連動

の結晶。
持久系の本質は同じ。

マラソンも、ウルトラも、
最後に勝つのは“効率”です。
いかに意識しながら練習できるか。非常に大切なポイントですね。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

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「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

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別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

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この記事を書いた人

楢木十士郎