通い始めて1か月が経過した会員メンバーのTさん(40代女性)から、「最近走る頻度が増えて、冷え性が無くなった。クーラーの中でも足が冷たくならなくなった。」と嬉しい体の変化を教えていただきました。
ランニングと冷え性の関係性について調べたのでまとめます。
夏場の冷え性の理由
- 体温調節のバランス
夏は外気温が高いため、体が熱を放出しようとして血流が皮膚表面に集中し、体の中心部分の温度が下がりやすくなる場合があります。
- 冷房の影響
室内で強力な冷房を使うことで、体が急激に冷やされることがあります。これにより体温調節機能が狂い、冷えやすくなることがあります。
- 血液循環の変化
外出時と室内での温度差が大きい場合、血流が乱れることで冷えを感じやすくなることがあります。
夏場の冷え性対策
- 適切な服装
外出時には季節に合った服装を心がけましょう。日中は薄着で快適に過ごし、冷房の効いた室内に入る際には薄手の羽織り物を用意すると良いです。
- 水分補給
十分な水分補給を行い、体の代謝を活発に保ちましょう。水分不足は血流を悪化させ、冷えの原因になります。
- 冷房の調整
室内での冷房は適度に調整し、極端に冷やしすぎないように気をつけましょう。室温が急激に下がると体が冷えやすくなります。
- 栄養バランスの確保
栄養豊富な食事を摂り、特に体を温める食材(生姜、にんにくなど)を積極的に取り入れると良いです。
- 体を動かす
定期的な運動やストレッチを行い、血液循環を促進しましょう。特に夏場は朝や夕方の涼しい時間帯に運動すると効果的です。
これらの対策を意識することで、夏場の冷え性を軽減することができます。
ここで重要なのは、5番の「体を動かす」。なぜ体を動かすことが効果的なのか更に深堀していくために、ランニングが冷え性改善に効果的な理由と具体的な効果をまとめます。
ランニングが冷え性改善に効果的な理由
- 血液循環の促進
ランニングは全身の血液循環を活発にします。運動によって心拍数が上がり、血液が全身に行き渡ることで、手足の末端までしっかりと温まります。
- 筋肉量の増加
ランニングは筋肉を使う運動であり、特に下半身の筋肉を鍛えます。筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、体が熱を生み出しやすくなります。
- 自律神経の調整
ランニングなどの有酸素運動は、自律神経を整える効果があります。自律神経のバランスが整うと、体温調節機能が改善され、冷え性が緩和されます。
- ストレス解消
ストレスは冷え性の原因の一つです。ランニングは気分をリフレッシュさせ、ストレスを解消する効果があり、冷え性の改善につながります。
ランニングの具体的な効果
- 持続的な体温上昇
ランニング後も一定時間体温が上がった状態が続きます。これにより、冷えを感じにくくなります。
- 体の基礎代謝向上
基礎代謝が上がることで、普段から体が熱を生み出しやすくなります。日常生活でも冷えを感じにくくなります。
- 睡眠の質向上
適度な運動は睡眠の質を向上させます。質の良い睡眠は自律神経のバランスを整え、冷え性の改善に役立ちます。
- 体のバランス調整
ランニングは全身を使う運動なので、体全体のバランスを整える効果があります。これにより、血液循環が改善され、冷えを感じにくくなります。
まとめ
ランニングは冷え性改善に多くの効果をもたらします。定期的なランニングを取り入れることで、血液循環の促進、筋肉量の増加、自律神経の調整、ストレス解消といった効果が得られ、冷え性が緩和されるでしょう。ランニングを続けていると、この効果を実感できるはずです。
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福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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