「交代浴(こうたいよく)」や「交互浴(こうごよく)」は、温浴と冷浴を交互に行うことで、体の血液循環を促進し、筋肉の疲労回復やリフレッシュを図るものです。これらの方法により、自律神経のバランスが整い、心身の健康が向上する効果もあります。以下にその効果を詳しく説明し、サウナを使った方法についても触れます。
交代浴・交互浴の効果
- 血液循環の促進
温浴で血管が拡張し、冷浴で収縮します。この交互の作用により血液循環が活発になり、酸素や栄養素が全身に行き渡りやすくなります。
- 筋肉の疲労回復
温浴により筋肉がリラックスし、冷浴によって炎症が抑えられます。これにより、筋肉の緊張や痛みが軽減され、回復が早まります。
- リフレッシュ効果
温浴でリラックスし、冷浴で目が覚めるような感覚を得ることができます。これにより、心身ともにリフレッシュされ、ストレスの解消や集中力の向上が期待できます。
- 免疫力の向上
血液循環の改善やストレスの軽減により、免疫機能が向上し、風邪や病気に対する抵抗力が高まります。
- 自律神経のバランスが整う
温浴と冷浴の繰り返しにより、自律神経が刺激されます。これにより交感神経と副交感神経のバランスが整い、リラックス状態と覚醒状態がスムーズに切り替わるようになります。結果として、ストレスの軽減や安眠効果が期待できます。
具体的な方法
- 温浴
38℃~40℃の温かいお湯に約3~5分間浸かります。
- 冷浴
15℃~20℃の冷たい水に約1分間浸かります。
- 繰り返し
この温浴と冷浴のサイクルを2~3回繰り返します。最後は温浴で終わるとリラックス効果が高まります。しっかりと水分補給をしてから行いましょう。
サウナを使った方法
サウナを使った交代浴は、さらに効果を高めることができます。以下のステップで行います。
- サウナ
サウナに8~12分間入ります。サウナの熱によって全身の血流が促進され、汗をかくことで老廃物が排出されます。
- 冷水浴
サウナから出た後、すぐに15℃~20℃の冷水に1~2分間浸かります(私は5分間くらい浸かります)。急激に体温を下げることで、血管が収縮し血流が一気に変化します。
- 休憩
冷水浴の後、数分間リラックスして体温を戻します。この過程で自律神経が整い、リラックス効果が高まります。
- 繰り返し
このサイクルを2~3回繰り返します。しっかりと水分補給をしてから行いましょう。
注意点
- 心臓に負担がかかるため、心臓疾患や高血圧の方は医師に相談することが必要です。
- 極端に冷たい水や長時間の冷浴は避け、無理のない範囲で行うことが大切です。
交代浴・交互浴は、正しく行えば非常に効果的な疲労回復法です。効果は薄いですが、自宅での入浴&水シャワーでも手軽に行うことが出来ます。疲労が蓄積されたと感じる際は、スーパー銭湯などで「交代浴(こうたいよく)」や「交互浴(こうごよく)」「サウナ&水風呂」を使った方法も試してみてはいかがでしょうか。
Keep Running®(キープランニング)の事業
福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)
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