【疲労回復】塩化マグネシウム入浴剤 効果と使用方法

最近、メンバーのKAYOさんに教えていただき、入浴剤として「塩化マグネシウム」を使っている。目的は、「疲労回復」のため。月間走行距離が700~900kmになってくると、疲労が抜けなくなってくる。月間走行距離が100kmくらいの方が、150kmに増やした時に疲労感が抜けない方!もしくは、200kmから300kmをコンスタントに走られる方!ぜひ試してほしい。

使い始めてからの手ごたえを感じている。どのような効果があるのか?注意点は?などをまとめます。

作用メカニズムと主な効果

塩化マグネシウムは入浴剤として使用した場合、皮膚からの経皮吸収によってマグネシウムを体内に取り込むことができます。これは通常のサプリメント摂取と比較して、より効率的な吸収経路とされています。(「皮膚から吸収できる唯一のサプリメント」と表現される方も)

主な効果として以下が期待できます。

  • 筋肉の緊張緩和とリラックス効果
  • 血行促進による体温維持⇒上がった時のポカポカ感持続が半端ない
  • 皮膚バリア機能の強化
  • 疲労回復の促進
  • ストレス軽減
  • 睡眠の質向上

マラソンランナーへの特別なメリット

マラソンランナーにとって、以下の効果が特に重要です。

  1. パフォーマンス向上効果
  • エネルギー代謝の改善
  • 筋肉機能の最適化
  • 電解質バランスの調整
  1. 回復促進効果
  • 運動後の筋肉痛軽減
  • 乳酸の代謝促進
  • 炎症反応の抑制
  1. コンディショニング効果
  • 筋けいれん予防
  • 怪我のリスク軽減
  • 疲労物質の排出促進

具体的な使用方法

  1. 適切な使用量
  • 浴槽200Lに対して300-500g
  • 初回は少なめ(200g程度)から開始することを推奨⇒私は100gで入浴中
  1. 最適な入浴条件
  • 水温:38-40度
  • 入浴時間:15-20分
  • 入浴頻度:トレーニング後や疲労時

使用上の重要な注意事項

  1. 安全性に関する注意
  • 皮膚に傷や炎症がある場合は使用を控える
  • めまいや気分不良時は即座に中止
  1. 特定の状況での注意
  • 心臓病や高血圧の方は医師に相談
  • 妊娠中の方は使用前に医師の確認
  • アレルギー体質の方は特に慎重に
  1. 使用時の具体的な注意点
  • 入浴後の十分な水分補給
  • 金属類(アクセサリー等)の取り外し
  • 浴槽の十分な洗い流し(サビ対策)
  • 追い炊き禁止(サビ対策)

効果を最大限に引き出すためのアドバイス

  1. トレーニングスケジュールとの調整
  • 重要な練習や大会の前後での使用を計画的に
  • 回復日のリカバリーケアとして活用
  • 疲労度に応じて使用頻度を調整
  1. 継続的な使用の重要性
  • 効果を実感するまでに時間がかかる場合もある
  • 定期的な使用による継続的なケア
  • 体調の変化を観察しながらの調整

このように適切に使用することで、塩化マグネシウム入浴剤はマラソンランナーのコンディショニングに有効なツールとなります。ただし、個人の体質や体調に合わせて使用方法を調整することが重要です。

24時間走までもう少し。頼れるものは積極的に使って行きます!

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

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この記事を書いた人

楢木十士郎