なぜ乾燥すると風邪をひきやすくなるのか?

せっかく走り込みがうまく行っているのに風邪をひいてしまい練習が上手くいかない。

練習がしっかり出来たのに、最後は風邪をひいてしまう。

この様な経験はありませんか?

乾燥すると風邪をひきやすくなります。その理由はなぜなのでしょうか?

乾燥すると風邪をひきやすくなる理由

■ウイルスの活性化

風邪ウイルスは低温で乾燥した環境を好みます。

湿度が40%以下になると、ウイルスの落下速度が遅くなり、空気中に長く滞留します。

■体の防衛機能の低下

乾燥により喉や鼻の粘膜が乾燥し、ウイルスに対する防衛機能が低下します。

粘膜の乾燥は免疫力の低下につながります。

これらの要因により、乾燥した環境では活性化したウイルスを、防衛機能が低下した状態で吸い込みやすくなり、結果として風邪をひきやすくなります。

乾燥による風邪予防のための主な対策

乾燥による風邪予防のための主な対策は以下の通りです。

■室内の湿度管理

湿度を50~60%に保つ

加湿器の使用

濡れタオルを室内に吊るす

コップに水を入れて置く

■口腔ケア

冷たい水や氷を口に含み、口内の温度を下げる

うるおいミストなどの口腔用スプレーを使用

■環境整備

2時間に一度は窓を開けて換気する

フローリングや窓の水拭き

■個人的な対策

マスクの着用

リップクリームやワセリンで唇を保護

刺激物(塩分、香辛料、カフェイン)の摂取を控える

■暖房の工夫

ガスファンヒーターや床暖房の利用で乾燥を軽減

これらの対策を組み合わせることで、乾燥による風邪のリスクを軽減できます。

冬の完走した時期は、しっかりコントロールしましょう!

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。

「健康経営」を推進するための研修や、オーダーメイドのサポート事業を行う。

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この記事を書いた人

楢木十士郎