良い糖質と悪い糖質について

ランニングをしているのに体が絞れない

良い糖質と悪い糖質について、理解をしていますか?走るために糖質はエネルギーになります。でも、運動量が不足しているのに、糖質ばかり摂っては太ってしまいまいます。
糖質もひとくくりでまとめてしまうと危険です。
良い糖質と悪い糖質についてまとめてみます。

良い糖質

  1. 含蜜糖:未精製で栄養価が高い砂糖(例:黒糖、きび砂糖、てんさい糖)
  2. 複合糖質:食物繊維などの栄養素が多く含まれる(例:野菜、果物、豆類、無糖の乳製品、100%無精白の穀物)
  3. てんさい糖:オリゴ糖を含み、腸内環境を整える作用がある

悪い糖質

  1. 分蜜糖:精製工程で栄養素がほぼ失われている(例:上白糖、グラニュー糖、ザラメ、三温糖

お米の炭水化物は悪くありません。むしろ、以下の理由から体に良い糖質と考えられます。

  1. 消化吸収率が98%と高く、効率的なエネルギー源となる
  2. レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を含み、以下の効果がある
    • 食べ過ぎを防ぐ
    • 急激な血糖値の上昇を防ぐ
    • 腸内環境を整える
    • 腹持ちが良い
  3. たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど、他の栄養素もバランスよく含まれている

したがって、お米の炭水化物は体に良い糖質であり、バランスの取れた食事の一部として摂取することが推奨されます。さらに栄養価を上げるために、玄米にすると良いです。私は月間600kmは走ります。今は走り込みをしているので、800km~900km走ります。そのため、玄米の栄養価を高くするために、発酵玄米にしています。

ダイエットでお米を避ける傾向にありますが、お米を避けて悪い糖質(例:上白糖、グラニュー糖、ザラメ、三温糖)を摂っていては、本末転倒です。

では、上白糖、グラニュー糖、ザラメ、三温糖はどのような食べ物に多く含まれているのでしょうか?

上白糖、グラニュー糖、ザラメ、三温糖が多く含まれる食べ物

  • 和菓子:大福、団子、羊羹などの甘味には上白糖が多く使われています。
  • 洋菓子:ケーキやクッキー、マフィンなどの焼き菓子にも上白糖が一般的に使用されています。
  • シロップ:甘味料として使われることが多く、パンケーキやフレンチトーストにかけるシロップにも含まれます。
  • 飲料:コーヒーや紅茶の甘味料として使われるほか、ジュースや炭酸飲料にも含まれることがあります。
  • 焼き菓子:クッキーやパウンドケーキなどでも含まれます。

お米を避ける前に、まずはお菓子やジュースを飲んでいないか確認しましょう。体が絞れない原因がそこにあるかもしれません。

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この記事を書いた人

楢木十士郎