【トレーニング】過度なランニングによる自律神経の乱れ

過度なランニングにより自律神経が乱れることがあります。それを整えるための効果的な対処方法をまとめてみました。

  1. 運動強度の調整

過度な運動は自律神経のバランスを崩す原因となります。ランニングの強度や頻度を適切に調整することが重要です。その日の体調に合わせて、適度な負荷を設定することが理想的です。例えば、高強度のインターバルトレーニングと低強度のジョギングを組み合わせるなど、トレーニングにバリエーションをつけることで、身体が一定の負荷に適応しすぎるのを防ぎます。

⇒追い込んで練習している時は、正直ココが難しい。

  1. 十分な休息と睡眠

運動後の適切な休息は、自律神経のバランスを整えるのに不可欠です。特に質の高い睡眠を確保することが重要です。就寝時間を一定に保ち、寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を向上させる工夫をしましょう。

  1. ストレス管理

ストレスは自律神経の乱れの主な原因の一つです。ランニング以外のストレス要因を特定し、管理することが大切です。リラックス法、深呼吸、瞑想、ヨガなどのストレス管理テクニックを日常生活に取り入れましょう。これらの方法は副交感神経を刺激し、ストレス応答を緩和するのに役立ちます。

  1. バランスの取れた食事

栄養バランスのとれた食事は、自律神経の正常な機能を支えます。特に、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどは自律神経の機能に不可欠です。また、規則正しい食事時間を心がけ、急激な血糖値の上昇を避けることも重要です。

  1. 水分補給

適切な水分補給は、体内の恒常性を保ち、自律神経の機能を支援します。特に運動前後の十分な水分摂取が重要です。私は今、白湯を定期的に飲み、体を温める習慣を作っています。お勧めです!

  1. リカバリー方法の実践

運動後のリカバリーは自律神経のバランスを整えるのに重要です。アクティブリカバリーや入浴で疲労物質を除去したり、20°C以下の冷水浴で筋肉の疲労を軽減したりすることが効果的です。

  1. カフェインとアルコールの制限

過剰なカフェインやアルコールの摂取は自律神経に悪影響を与える可能性があります。特に就寝前の摂取は控えめにしましょう。

  1. 環境調整

仕事や日常生活でのストレスも自律神経の乱れの原因となります。可能な範囲で環境を調整し、過度な責任やプレッシャーを軽減することも大切です。

  1. マッサージの実施

筋肉の緊張は血流を悪くし、自律神経のバランスを崩す原因となります。定期的なマッサージを行い、筋肉をほぐすことで、自律神経の調整を助けることができます。

  1. 定期的な健康チェック

自律神経の乱れが続く場合は、他の健康問題が隠れている可能性もあります。定期的に医療機関で健康チェックを受けることをおすすめします。

これらの方法を組み合わせて実践することで、ランニングによる自律神経の乱れを整え、心身のバランスを取り戻すことができます。ただし、個人差があるため、自分の体調に合わせて調整することが重要です。症状が改善しない場合は、専門医に相談することをお勧めします。

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

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この記事を書いた人

楢木十士郎