いびきによるパフォーマンスの低下 原因と対処法

私は妻から、「昨日いびきすごかったよ」と言われることがある。

その時の自覚症状としては、「寝起きが悪い」「疲れが取れない」「のどが痛い」などの症状があり、寝ている時のいびきには気付かないものの理解はできる。

この疲労感を何とかしないと、パフォーマンスが落ちてしまう。周囲にも迷惑をかけてしまう。私にとっては大きな問題です。いびきについて少しまとめてみます。

いびきの原因

  1. 飲酒:喉の筋肉を弛緩させ、気道を狭くする⇒お酒を飲んだ日は高い確率でいびきをかく
  2. 疲労:喉の筋肉が緩み、気道が狭くなる⇒私はココが問題!
  3. 肥満:余分な脂肪が気道を圧迫する⇒マラソンランナーは多くが痩せている
  4. 喫煙:喉や鼻の粘膜を刺激し、炎症を引き起こす⇒マラソンランナーは多くが煙草を吸わない

対処法

  1. 生活習慣の改善:飲酒を控える
  2. 適切な睡眠:規則正しい生活リズムを保つ
  3. 体重管理:適正体重を維持する
  4. 寝室環境の改善:適切な温度と湿度を保つ

マラソン練習におけるいびきのデメリット

  1. 睡眠の質低下:深い眠りが妨げられ、回復が遅れる
  2. 疲労回復の遅延:筋肉の修復が十分に行われない
  3. パフォーマンスの低下:翌日のトレーニングに影響が出る

1~3のすべて、自覚症状がある。

翌朝の疲労を残さないための対策

  1. クーリングダウン:軽いジョギングやストレッチで乳酸を除去する
  2. 水分補給:レース後すぐに水やスポーツドリンクで失われた水分を補充する
  3. アイシング:痛みのある部位を10〜30分程度冷やす
  4. タンパク質摂取:運動後30分以内にペプチドなどのサプリメントを摂取する
  5. 適切な休養:フルマラソン後は1ヶ月程度の十分な休養を取る

なお、マラソンランナーは原因の3(肥満)と4(喫煙)に当てはまることが少ないです。では、1と2以外には原因は無いのだろうか?お酒を飲んでいなくて、元気な時でもいびきをかく時がある。

いびきに影響する身体的特徴

舌の状態:

  1. 舌が大きい、または肥大している場合、気道を塞ぎやすくなります。
  2. 舌根(舌の付け根)が沈下すると、気道を狭くしたり塞いだりすることがあります。

あごの形:

  1. 下顎(下のあご)が小さい場合、舌が正常な位置に収まるスペースが不足し、舌が奥に押しやられて気道狭窄を引き起こしやすくなります。⇒確かに、私は下あごがシャープだ…。

いびき軽減のための寝る方向の工夫

  1. 横向き寝:仰向けよりも横向きで寝ることで、いびきや無呼吸の症状を軽減できる可能性があります。
  2. うつ伏せ寝:いびきを軽減する効果がありますが、首を痛める可能性があるため、横向き寝の方が推奨されます。

これらの対策を実践することで、いびきを軽減し、翌朝の疲労を最小限に抑えることができます。

特に寝る方向はすぐに実行できるので、今晩から始めてみます。

スキッと目覚めたいですね。

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この記事を書いた人

楢木十士郎