【要注意】炭酸ジュースのがぶ飲みは太る

~夏の誘惑に勝つ!ランナーに必要な知識~

夏になると、キンキンに冷えた炭酸飲料が無性に飲みたくなりますよね。
シュワっとした刺激と甘みが、暑さで火照った体に染みわたります。

しかし!
「ジュースのがぶ飲み」は確実に太る原因になります。
特にランナーにとって、体重の増加はタイムやパフォーマンスにも影響大。

今回は、炭酸飲料のがぶ飲みがどれくらい太りやすいのか?ランナーにとってどう影響するのか?について詳しく解説します。


炭酸ジュースに含まれる「糖分量」

まずは、代表的な炭酸飲料の栄養表示から見てみましょう。

飲料(500ml)糖質量カロリー食品に例えると
コカ・コーラ約56g約225kcal角砂糖 約14個分
三ツ矢サイダー約55g約210kcalごはん1膳分

500mlで、ごはん1膳分以上のカロリー!
しかも、「液体糖」は血糖値を急上昇させやすく、脂肪として蓄積されやすいのです。

📚参考論文:Malik, V. S. et al. (2010). Sugar-sweetened beverages and risk of obesity and type 2 diabetes.
New England Journal of Medicine
糖質入り清涼飲料水の摂取量が多いほど、肥満リスクと2型糖尿病の発症リスクが上昇。


がぶ飲みが太りやすい理由

① 満腹感がないから飲みすぎる

糖質を「液体」で摂ると、脳の満腹中枢が刺激されにくく、ごはんと違って「摂った実感」がないため、無意識に飲みすぎる傾向があります。

② 血糖値が急上昇→インスリン→脂肪蓄積

糖分が一気に吸収されると、インスリン(肥満ホルモン)が大量に分泌され、血糖を脂肪として取り込みやすくなります。


ランナーへの影響は?

● パフォーマンス低下

炭酸ジュースの習慣は、体脂肪の増加だけでなく、持久力やVO2max(最大酸素摂取量)にも悪影響を及ぼします。

● 腸にガスがたまりやすく不快感

炭酸によるガスが腸にたまり、お腹のハリや胃もたれの原因に。特に走る前や運動中は避けたいところです。

● 歯の健康にも注意!

炭酸+糖分で歯のエナメル質を溶かしやすく、虫歯リスクもUP。


対応策は?

【解決策1】飲むなら「小さいサイズ」+「ゆっくり」

どうしても飲みたいときは、

  • 500mlではなく250ml以下のミニボトル
  • 一気飲みせず、1時間かけてゆっくりと⇒でも、難しいな~。あったら飲むよね。それなら買わない方が出来そう。

【解決策2】運動後に少量を「ご褒美」として

運動後に糖質が欲しくなるのは自然なこと。完全に我慢するのではなく、「補給の一部」として計画的に取り入れるのが◎

ジュースよりおにぎり!砂糖は良くない!

【解決策3】炭酸水で代用する

炭酸水は、満足感はそのままに糖分ゼロ&ゼロカロリー!夏の習慣におすすめです。シュワシュワーって喉ごし良く気持ちいいですよ。私はこの作戦!


まとめ

  • 炭酸ジュースのがぶ飲みは、糖質の過剰摂取=体脂肪増加の原因
  • 500ml飲むだけで角砂糖14個分!
  • ランナーにとっては体重管理・パフォーマンス維持に直結
  • 飲むなら炭酸水!

せっかく夏のランニング習慣が出来ても、走り終わった後にジュースのがぶ飲みをしては意味が無い。1日30km40kmとロングが走れる人は、エネルギーとしての炭酸飲料になるが(私もウルトラマラソン中はコーラを積極的に飲む)、日々10kmほどのランニングでは太ってしまう。

運動と食事&飲物で強い体を作りましょう!適度な休養もね。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

この記事を書いた人

楢木十士郎