夏のマラソン練習後、「走っていないのに足が攣る」理由とは?

走っているときではなく、練習後の夜や、横になっているときに急に足がつる。
そんな経験、ありませんか?

特に夏場は、この「走っていないのに攣る現象」が多発します。
実は、これには脱水や神経、筋肉の疲労など多くの要因が関わっています。

今回は、走っていないのに攣るメカニズムと、予防法をわかりやすく解説していきます。


✅【図解①】走っていないのに足が攣るメカニズム

  • 脱水とミネラル不足
  • 筋肉疲労の蓄積
  • 自律神経の乱れ
  • 冷房による足の冷え

🧂① 脱水とミネラル不足(ナトリウム・マグネシウム)

夏の練習後、体内はまだ汗をかいたままの状態です。
水分だけでなく、ナトリウムやマグネシウムなどの“電解質”も失われています。

特にミネラルは、筋肉の収縮や神経伝達に関係するため、不足すると誤作動を起こしやすくなります。

💡 対策:練習後30分以内に塩分・ミネラル補給(味噌汁、経口補水液)


🦵② 筋肉疲労の蓄積と神経の暴走

運動後の筋肉は、まだ**「縮もうとするスイッチ」が入りやすい状態です。
これが
就寝中やリラックス時に突然“誤作動”して痙攣**につながります。

💡 対策:練習後のストレッチ、軽いマッサージ、EAAやBCAAの摂取も効果的


💨③ 自律神経が切り替わっていない

夏の高温・多湿は、自律神経(交感神経)をフル稼働させます。
練習後も興奮状態が続き、副交感神経への切り替えが遅れることで、筋肉の緊張が取れないことがあります。

💡 対策:サウナ→水風呂→外気浴(温冷交代浴)で切り替えスイッチON ※サウナは万能ケア方法


❄️④ 寝室の冷房で“足だけ”冷えると危険

エアコンで足が冷えると、ふくらはぎの血流が悪くなり、緊張が続きます。
この状態で寝ていると、ふとした瞬間にけいれんが起こりやすくなります。

💡 対策:レッグウォーマー・薄手の靴下を着用。足湯も◎


✅【図解②】今夜からできる!足つり予防チェックリスト

(図の例:チェックマーク付きリスト形式)

  • ☑ 練習後に塩分・水分を補給したか?
  • ☑ 軽くストレッチをしたか?
  • ☑ 足を冷やしすぎていないか?
  • ☑ エアコン直風になっていないか?
  • ☑ 夜のカフェイン・アルコールを控えたか?

🔚 まとめ:「走っていないときの足つり=身体からのSOS」

足が攣るのは、ただの筋肉の問題ではありません。
体内のバランスが崩れているサインです。

夏場の練習後は、

  • 水分とミネラルの補給
  • ストレッチと神経のクールダウン
  • 足元の冷え対策
    を意識して、質の高い休息を取っていきましょう!

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

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この記事を書いた人

楢木十士郎