【科学的に証明】腸活が疲労回復に効果的な理由
夏に冷たい飲み物を飲みすぎたりした時、腸内環境が悪化して、夏バテや疲労回復が遅くなる経験をしたことはありませんか?
腸活による疲労回復効果について調べてみました。

① 腸と脳は「腸脳相関」でつながっている
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、脳と双方向に情報をやり取りしています。
腸内環境が乱れると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、だるさ・倦怠感・睡眠の質低下などにつながります。
✅【参考】Mayer EA et al.(2014)“Gut/Brain axis”
→ 腸内環境がストレス反応や情動、疲労感に関与している
② 腸内細菌が「炎症のコントロール」に関与
慢性疲労は、軽度の**全身性炎症(ミクロ炎症)**が関係しているとされます。
腸内細菌のバランスが良好だと、炎症を抑える「短鎖脂肪酸(特に酪酸)」が多く産生され、体の炎症が鎮まりやすくなります。
✅【参考】Marchesi JR et al.(2016)
腸内細菌が炎症性サイトカイン(IL-6、TNF-αなど)をコントロールしていることが確認されている
③ セロトニン(幸福ホルモン)の90%以上は腸で作られる
セロトニンは心の安定や睡眠の質、ストレス耐性に関わる重要なホルモン。
実はその90〜95%が腸内で作られるため、腸内環境が整うことで、自律神経や睡眠の質が改善し、結果として疲労回復が促進されます。
④ 疲労回復に関わるビタミンも腸内細菌が産生する
腸内細菌は、ビタミンB群(特にB1・B6・B12)やビタミンKなど、代謝や神経系に関わるビタミンを合成します。
B群はエネルギー代謝に不可欠で、不足すると「疲れが抜けにくい」体質に。
✅ 実践!腸活による疲労回復のための3つのポイント
腸活法 | 目的 | 食材例 |
---|---|---|
発酵食品をとる | 善玉菌を直接補う | 納豆、味噌、ぬか漬け、ヨーグルト |
食物繊維を増やす | 善玉菌のエサにする | ごぼう、バナナ、もち麦、寒天 |
過剰な糖質・加工食品を控える | 悪玉菌の増殖を防ぐ | スナック菓子・清涼飲料水などを控える |
🏃♂️ マラソンランナーにもおすすめ
長距離ランナーは、ハードな運動によって腸内環境が乱れやすい(「運動誘発性の腸トラブル」)。
そのため、日頃から腸活を行うことは、疲労回復・免疫維持・パフォーマンス維持の観点でとても重要です。
🔚 まとめ:腸活は「疲労の根本ケア」
- 疲労=筋肉のダメージ+自律神経やホルモンの乱れ
- 腸内環境を整えることで、自律神経・炎症・ホルモンバランスが正常化
- 食事から手軽に始められる、最も身近な疲労回復法の一つ
Keep Running®(キープランニング)の事業
パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。
■個人
会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)
マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。
■法人
「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。
「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。
■子供のランニング教室
別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。
【Instagram】
https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==