膝蓋骨の外側へのズレ(膝蓋骨亜脱臼・不安定症)

膝の不安定を訴えるメンバーさんがいらっしゃって、調べてみると「膝蓋骨亜脱臼・不安定症」という症状がある。自分が経験したことのない症状なので、イメージがし難い。
走っている時に力が入らなくなり、膝のお皿が取れそうな感覚になるそう。

改善策としては、テーピングやサポートでの補強、筋肉の補強、重度になると手術。そこで、テーピングでの補強について調べてみた。

膝蓋骨の外側へのズレ(膝蓋骨亜脱臼・不安定症) に有効なのは、膝蓋骨を内側(内転方向)に安定させるテーピング。使用するテーピングは?その貼り方は?


🎯目的

  • 膝蓋骨が外側へずれるのを防ぎ、安定させる
  • お皿の動きを正しい位置に誘導する
  • 走行時の痛みや不安定感を軽減する

🩹使用するテープ

  • キネシオテープ(伸縮性あり):幅5cm程度
  • 皮膚保護のために、下地にアンダーラップを使うとより快適

📘貼り方(膝蓋骨内方誘導テーピング)

① 膝の角度を約30度曲げる

座った姿勢で、軽く膝を曲げる
(まっすぐにするとテープが突っ張ります)


② テープの起点を外側に貼る

  • テープの始まりを膝蓋骨の外側(お皿の外縁)より少し外に貼る
  • 皮膚を軽く引っ張りながら貼ると安定する

③ 内側へ引っ張って貼る

  • テープを内側(内転方向)にやや強めに引っ張りながら、膝蓋骨の上を通って内側の皮膚に固定する
  • テープのテンション(引っ張り)は50〜70%程度が目安

👉 この「内側への引き寄せ」で、膝蓋骨が正しい位置に安定します。


④ 補強テープを追加

  • 同じ貼り方をやや下方向(膝蓋骨の下側)にも1本追加する
  • 2本目も外側から内側へ引くように貼るとより安定する

⑤ 仕上げ

  • 最後に軽く膝を曲げ伸ばしして、テープが浮いたり、突っ張らないか確認する

痛い時は無理せず休む。これも大切な練習です。
テーピングの補強で長く走れるようになると嬉しいですね。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

この記事を書いた人

楢木十士郎