ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

ヘム鉄と非ヘム鉄。日々その違いについて意識しながら生活していますか?なかなかそこまで意識は行きませんよね。
今回はその違いをまとめて、今後のランニング生活を充実するものにしていきたいと思います。

ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

ヘム鉄非ヘム鉄
含まれる食品動物性食品(赤身肉、レバー、魚など)植物性食品(ほうれん草、小松菜、ひじき、大豆など)
吸収率約15〜25%(高い)約2〜5%(低い)
吸収のされ方たんぱく質と結合しており、そのまま腸で吸収されやすい他の食品や成分(タンニン、フィチン酸など)の影響を受けやすい
特徴少量でも効率的に鉄を補える吸収率は低いが、食物繊維やビタミン・ミネラルも同時に摂れる

非ヘム鉄は貧血予防に必要か?

非ヘム鉄は貧血予防に必要なのだろうか?答えは「必要」です。ただし単独では不十分です。
その理由は以下の通りです。

  1. 鉄摂取量の底上げに貢献
     ヘム鉄だけで1日推奨量(成人男性7.5mg、成人女性10.5mg)を満たすのは現実的に難しい。
     非ヘム鉄を加えることで総鉄量を増やせます。
    ※1日推奨量は諸説あるが、参考値として掲載
  2. ビタミンや抗酸化物質とのセット効果
     非ヘム鉄を多く含む野菜や豆類にはビタミンCや葉酸も含まれ、赤血球生成を助けます。
     特にビタミンCは非ヘム鉄の吸収率を2〜3倍に高めます
  3. 長期的な鉄ストック作りに有効
     吸収率は低くても、日常的に摂ることで少しずつ貯蔵鉄(フェリチン)を増やす助けになります。

まとめ

  • 貧血の改善 → 吸収率の高いヘム鉄(赤身肉・レバー・魚)が主役。
  • 日常の予防 → ヘム鉄+非ヘム鉄をバランスよく。
  • 非ヘム鉄は単体では力不足ですが、ビタミンCと組み合わせれば効果アップ。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

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この記事を書いた人

楢木十士郎