体幹ってどこのこと?
体幹とは、頭部と四肢を除いた胴体部分のことを指します。具体的には、胸、背中、腰回り、腹筋、お尻などがすべて体幹に含まれます。
体幹には、インナーマッスルとアウターマッスルと呼ばれる2種類の筋肉があります。
- インナーマッスル:骨に近い部分にある深層の筋肉。姿勢を保持したり、関節を安定させたりする役割を持つ。
- アウターマッスル:皮膚に近い部分にある表層の筋肉。力強く動かす役割を持つ。
体幹トレーニングでは、主にインナーマッスルを鍛えることに重点が置かれます。インナーマッスルは、目に見えにくく、意識して鍛えないと弱くなりやすい筋肉です。しかし、インナーマッスルが鍛えられると、体幹が安定し、様々なメリットを得ることができます。
体幹トレーニングのメリット
- 怪我の予防
- パフォーマンスの向上
- ランニングフォームの維持
- 姿勢の改善
- 基礎代謝の向上
- 便秘解消
ランナーにとって体幹トレーニングが必要な理由
ランナーにとって体幹トレーニングが必要な理由は主に2つあります。
1. 怪我の予防
ランニングは、体重の何倍もの衝撃が体に繰り返しかかる運動です。そのため、体幹が弱いランナーは、膝、足首、腰などの部位に負担がかかりやすく、怪我のリスクが高くなります。
体幹トレーニングによって、腹筋、背筋、お尻周りの筋肉を鍛えることで、体幹が安定し、衝撃を吸収する力が向上します。また、体幹が安定することで、フォームも改善され、無駄な動きが減るため、怪我のリスクをさらに減らすことができます。
2. パフォーマンスの向上+ランニングフォームの維持
体幹が安定することで、ランニングフォームが改善され、筋力を効率的に使えるようになります。また、体幹が強いと、ストライドが大きくなり、より速く走ることができるようになります。
さらに、体幹トレーニングによって、持久力が向上するとも言われています。これは、体幹が安定することで、呼吸が楽になり、酸素を多く取り込むことができるようになるためです。
私は、ランニングフォームを大切にしています。長く走り続けるためには、ランニングフォームの安定が不可欠と考えているためです。ランニングフォームの維持に直結します。
体幹トレーニングには、プランク、クランチ、サイドプランク、ブリッジなど様々な種類があります。自分に合ったトレーニング方法を見つけて、継続的に行うことが大切です。
■【たったこれだけで走りが変わる】ランナー専用体幹トレーニング 基礎編
■【体幹トレーニング】4分でできるランナー専用体幹トレーニング
まとめ
ランナーにとって、体幹トレーニングは怪我の予防とパフォーマンス向上に非常に効果的です。日々のランニングトレーニングに、ぜひ体幹トレーニングを取り入れてみてください。
Keep Running®(キープランニング)の事業
福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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