お菓子や菓子パン、ジュースなどは一度食べると何度も食べたくなりますよね?食べ終わった後に「食べちゃったー」と反省するものの、食べている時が幸せ。私もそうです。体に悪いことをしたとは分かっているものの、また食べてしまう。なぜでしょう?
砂糖には中毒性があるからです。その機序は以下のように説明できます。
砂糖の中毒性になる機序
- 血糖値の急激な変動:砂糖を摂取すると血糖値が急上昇し、インスリンの分泌により急激に低下します。この低血糖状態で脳が「糖分が足りない」と勘違いし、さらなる糖分摂取を促します。⇒食べている最中に、手が止まらなくなりますよね。
- 脳内報酬系の活性化:砂糖摂取により、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌が促進されます。これらは幸福感や癒しをもたらし、脳に快感をもたらします。
- 依存性の形成:「糖質を食べると幸せが感じられる」という状態が繰り返されると、脳がこの快感に慣れ、依存性が形成されます。⇒タバコ、お酒、カフェイン、もっと言うと麻薬も同じです。すべてに依存性があるので止められません。
- ドラッグと同様の作用:ラットを使った研究では、砂糖がドラッグと同様の中毒性を示すことが証明されています。
- 代謝障害と炎症:砂糖の過剰摂取は代謝障害や終末糖化産物の産生を引き起こし、炎症反応を誘発する可能性があります。
これらの要因が複合的に作用し、砂糖への依存や中毒性が形成されると考えられています。
こうなってしまうと止まりません。でも、痩せたい人は、健康になりたい人は、1週間我慢してみてください。お菓子や菓子パン、ジュースなどを食べずに過ごしてみてください。そうすると、食べなくても良くなってきます。食べたいと思わなくなってきます。
お菓子を食べるならおにぎりを食べる。一度やってみてください。
Keep Running®(キープランニング)の事業
福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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