楢木十士郎 寒い季節でもジョギングを楽しみたい。そのために、適切な服装と準備があれば、真冬でも快適に走ることができます。今回は、真冬のジョギングを楽しむためのスタイリングと注意点をご紹介します。
重要な着こなしのポイント
1. レイヤリングが基本
真冬のジョギングで最も重要なのは、レイヤリング（重ね着）です。これにより、体温調節が容易になり、快適な状態を維持できます。
トップス
- 吸湿速乾の長袖インナー
- 保温性の高い長袖Tシャツ
- 防風性のあるウインドシェル（ウインドブレーカー）
ボトムス
- 保温性の高いタイツ
- 動きやすいハーフパンツまたはロングパンツ
2. おすすめアイテム
ウインドシェル（ウインドブレーカー）
風を通さず、軽量で動きやすい素材のジャケットを選びましょう。ゴアテックスなどの高機能素材を使用したものが理想的です。
ダウンジャケット
薄手のダウンジャケットは軽くて走りやすいです。リーズナブルなもので快適に過ごすことも現実的です。
吸湿速乾インナー
汗を素早く吸収し、発散させる機能性インナーは必須アイテムです。メリノウールやポリエステル素材のものがおすすめです。
ネックウォーマー
首から鼻まで覆えるネックウォーマーは、寒風から顔を守る強い味方です。呼吸による水分を吸収し、凍結を防ぐ機能付きのものを選びましょう。
帽子
体温の約30%は頭部から失われるといわれています。ニット帽やイヤーウォーマー付きのランニングキャップで頭部を保護しましょう。
グローブ
手先の冷えは全身の体温低下につながります。タッチパネル対応のランニンググローブを使えば、スマートフォンの操作も可能です。
イヤーウォーマー
耳を覆うイヤーウォーマーは、寒風から耳を守るだけでなく、イヤホンの固定にも役立ちます。
レッグウォーマー
男性はあまり着用しませんが、着けている女性を見ると羨ましい。かなり温かそうです。
カイロ（必要に応じて）
特に寒さを感じやすい方は、使い捨てカイロを活用するのも一案です。ただし、過度の使用は避けましょう。
注意すべきポイント
気温に応じた調整
気温が0°C前後まで下がる場合は、より厚手の防寒着を選びましょう。特に、風が強い日は体感温度が大幅に下がるので注意が必要です。
汗冷えに注意
ジョギング中は体が温まりますが、汗をかくと逆に体温が奪われる「汗冷え」のリスクがあります。吸湿速乾性の高い素材を選び、こまめに汗を拭き取ることが大切です。
体温調節のしやすさ
ジッパー付きのアウターを選ぶと、走行中の体温上昇に応じて通気性を調整できます。また、手首や足首のゆとりを調整できるアイテムも便利です。
視認性の確保
日が短い冬季は、夜間や早朝のジョギングも増えます。反射材付きのウェアや、LEDライト付きのアイテムを活用し、安全性を高めましょう。
ウォーミングアップの重要性
寒い季節は特に、走り出す前のウォーミングアップが重要です。室内でのストレッチや軽い運動で、徐々に体を温めてから外に出ましょう。
真冬のジョギングは、適切な準備と工夫があれば、とても爽快で楽しい体験になります。寒さを恐れず、健康的に走り続けましょう。季節の変化を肌で感じながら走ることで、新たな発見や楽しみが待っているかもしれません。防寒対策をしっかりと行い、安全で快適な冬のランニングライフを楽しんでください。
Keep Running®（キープランニング）の事業
福岡市「Keep Running®（キープランニング）」では個人対象、法人対象の事業を行っています。
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会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®（キープランニング）」（福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く）
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