【トレーニング】ランニングの目的と目標の違い

先日、スポンサー企業の社長さんに、「目的を見失わないようにしないと、目標だけを追いかけると達成できなかった時に、途中で止めてしまうことが多くなるんですよ」という話を伺いました。

ランニング・マラソンについても同じことが言える。仕事も同じことが言える。

腹落ち感も大きかったので整理してまとめてみます。

目的と目標の違い

まず、目的と目標の違いを明確にしましょう。

目的とは、ランニングをする理由や意義のことを指します。一方、目標とは、その目的を達成するために設定する具体的な達成点やマイルストーンのことを指します。

1. 健康維持とフィットネス

目的

ランニングは心肺機能の向上や筋力の強化、体重管理に効果的です。健康を維持し、全体的なフィットネスを向上させることが目的です。「一生涯働き続ける体を手に入れたい」「好きな食べ物を好きなだけ食べ続ける体になりたい」「マラソンで充実感を得たい」などです。

目標

  • 週3回、30分以上のランニングを続ける
  • 3か月で5キロの減量を達成する

2. 精神的健康とストレス解消

目的

ランニングは、精神的なリフレッシュやストレス解消にも効果的です。日常生活の中でのメンタルヘルスを保つことが目的です。

目標

  • 自然の中で週末に1時間ランニングする
  • ストレスを感じたときに10分のジョギングを行う
  • 毎朝のランニングでエンドルフィンを分泌させる

3. 目標達成の喜び

目的

具体的な目標を設定することで、ランニングはさらに充実したものになります。自分の限界を超え、新たな達成感を味わうことが目的です。

目標

  • 最初は5キロ、次に10キロの距離を走る
  • 5キロを30分以内で走る
  • フルマラソンを〇時間切る、自己ベストを更新する

4. 社交とコミュニティ

目的

ランニングを通じて、新たな友人や仲間と出会い、コミュニティに貢献することが目的です。

目標

  • 地元のランニングクラブに参加する
  • ランニングイベントで新しい友人を作る

まとめ

ランニング・マラソンは、健康維持、ストレス解消、目標達成の喜び、そして新たな人間関係を築くための素晴らしい活動です。目的を明確にし、それに向かって具体的な目標を設定することで、ランニング・マラソンの楽しさと達成感を実感することができます。

特にマラソンという競技は過酷な競技なので、目標を達成した時の感動・興奮は非常に大きいです。でもその目標は定量的なものなので、達成・未達成が明確に別れます。

努力をして達成できないこともあります。すべてが上手くいくわけではありません。その目標が達成できなかった時辛いかもしれません。でもそこまで努力してきたことは仲間が見てくれています。評価されています。応援されています。

嬉しいことも辛いことも一緒に共有してくれる仲間と一緒に、目的を見失わず前進していきたいですね。

定量的な目標ばかり追いかけていると、数字に苦しめられ苦しくなってしまう時があります。その反面、「今月は100km走る」という目標を立てて達成できた時、充実感があります。

高い目標を立てすぎることなく、モチベーションを保つための材料として使うくらいで良いのではないでしょうか。最終的には楽しく幸せに充実した人生を手に入れるために走り続けていきたいです。

Keep Running®(キープランニング)の事業

福岡市「Keep Running®(キープランニング)」では個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導き、人生の充実感を共有していく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。

「健康経営」を推進するための研修や、オーダーメイドのサポート事業を行う。

この記事を書いた人

楢木十士郎