トレーニングを続ける方法

“好循環モード”の入り方

私は月間700km前後トレーニングを積みます。これは体力が人より多くあるからではなく、計画立てて無理なく練習を積み重ねているから。
無計画ではこれだけ走り込むことはできません。
トレーニングがうまく積めている時は、

  • 目標を一つずつクリア
  • メニューを消化する感覚
  • 決められたことを淡々とこなせる
    そんな「流れ」に乗れています。

しかし、一度この流れが途切れると、再び乗るのは意外と難しいもの。たまに緊張の糸が切れて途切れる時があります。
それは疲労のサインかもしれないし、自分の計画性の無さかもしれない。

では、どうすればこの好循環に入り、継続できるのか整理してみます。


1. 最初の一歩を“ハードル超低め”に設定

心理学的に、最初の行動ハードルを下げるほど行動は続きやすくなります。

  • 「今日は20km走る」ではなく「まずは5km行ってみる」
  • 「朝5時半に起きて練習」ではなく「まずは起きて水を飲む」

小さな成功体験を毎日積むことで、脳が“やるのが当たり前”と認識します。


2. 目標は“大きく1つ+小さく複数”

  • 大きな目標:フルマラソン〇時間切り、ウルトラ100km完走など
  • 小さな目標:週〇回走る、ポイント練習を週1回など

小目標が達成できると、自動的に大目標への道筋が見え、達成感の連鎖が生まれます。


3. メニューを“固定スロット”に入れる

「決められたことを決められた時間に行う」には、トレーニング時間を固定化するのが効果的。

  • 火曜夜:インターバル
  • 水曜夜:ご褒美のスーパー銭湯(ケア)
  • 日曜朝:ロング走
  • 毎日走る etc

固定時間にすることで、脳の“選択疲れ”を防ぎます。
やる・やらないを毎回判断する必要がなくなり、習慣化しやすくなります。


4. 可視化して進捗を感じる

  • カレンダーや手帳に走行距離や内容を記録
  • 週単位・月単位で振り返る
  • 達成感を“見える化”

人間は「進んでいる感覚」があるとモチベーションが上がります。


5. 流れを止めないための“リカバリー習慣”

疲労や忙しさで流れが切れるのを防ぐために、

  • 軽いジョグやウォーキングでつなぐ
  • 走れない日はストレッチや体幹トレで代替
    ゼロの日を作らないことで、習慣の連続性を保ちます。
    ⇒私はゼロを作ってしまうと、緊張の糸が切れてしまいます。走ることもケアも練習!毎日やり続けると前進していることを実感できます。

まとめ

好循環モードは、偶然ではなく 意図的に作り出せる環境と仕組み から生まれます。

  1. 最初のハードルを下げる
  2. 大小の目標を設定
  3. トレーニング時間を固定
  4. 記録して進捗を可視化
  5. ゼロの日を作らない

この5つを実践すれば、トレーニングは「やらなきゃ」ではなく「やって当たり前」になり、気づけば目標達成が当たり前の習慣になります。

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】

https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

この記事を書いた人

楢木十士郎