ランニング前は億劫、でも走った後はスッキリ!その理由

「走る前はなんだかやる気が出ない」「シューズを履くまでが一番つらい」
そんな経験、ありませんか?
私が緊張感が無くなると、この状態に入ることが多々あります。
でも、一度走り始めてしまえば気分が晴れ、走り終わるころには高揚感があって、その後の仕事や家事までスムーズにこなせる──これはただの気のせいではありません。
みなさんもこのような経験があると思います。

今日はその理由を科学的に解説していきます。


1. 脳内の“ごほうびホルモン”が分泌される

ランニングなどの有酸素運動をすると、脳から エンドルフィン という物質が分泌されます。
これは「脳内麻薬」とも呼ばれ、痛みを和らげ、幸福感や高揚感をもたらします。
さらに ドーパミンセロトニン も増加し、気分が安定して前向きになります。


2. ストレスホルモンが減る

運動によって コルチゾール(ストレスホルモン)が減少します。
走る前に感じていた不安や憂鬱感は、このホルモンの影響が大きいのですが、運動でその濃度が下がることで、気分が軽くなります。


3. 脳が“活性化モード”になる

ランニングをすると血流が増え、脳に酸素と栄養が届きやすくなります。
これにより集中力や判断力がアップし、「仕事がはかどる」「家事がテキパキ進む」という状態が生まれます。
アメリカの研究では、20分程度の軽いランニング後、作業効率が大幅に向上したという報告もあります。


4. “やり切った”達成感がやる気のスイッチに

走る前の億劫さを乗り越えてトレーニングを終えると、小さな成功体験になります。
「やれた!」という自己効力感が高まり、次の行動へのやる気が自然と湧いてくるのです。


5. 翌日以降のメンタルにも好影響

ランニングは一時的な気分改善だけでなく、継続することでうつ症状の軽減やストレス耐性の向上にもつながります。
つまり、走れば走るほど“気分の基準値”が上がっていくのです。


まとめ

ランニング前の億劫さは、脳と体がまだ「運動モード」に切り替わっていないだけ。
一歩踏み出せば、エンドルフィンやドーパミンがあなたの気分を一気に変えてくれます。

次に「今日は走る気分じゃないな…」と思ったら、こう考えてみてください。
「走った後のスッキリ感と仕事のはかどりは、これを乗り越えたごほうびだ!」

Keep Running®(キープランニング)の事業

パーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」では福岡市中央区(大濠公園近く)にて、個人対象、法人対象の事業を行っています。

■個人

会員制のパーソナル・ランニングスクール「Keep Running®(キープランニング)」(福岡市中央区大手門3-12-12-403、大濠公園近く)

マンツーマンの専属コーチとなり、フォーム解析、練習計画、モチベーションアップ、体作りを行い、目標達成へと導く。その結果、人生が充実してく。『リバウンドしないダイエットプラン』も好評。唯一無二のランニングイベント、練習会、座学、などを企画運営し、高品質な会員制のランニングスクールを運営する。

■法人

「健康経営優良法人」サポート事業・コンサル事業を、運動・栄養・休養を軸に、企業様の事業発展のためにサポートを行う。社内研修も「長く働き続ける体作り」をテーマに、運動・栄養・休養を軸に講演を行う。

「健康経営」を推進するための研修、オーダーメイドのサポート事業、新入社員研修など。

■子供のランニング教室

別事業で、子供のランニング教室「名島ジュニアランニングクラブ(名島JRC)を運営する。毎週水曜日の17:00-18:30にて、名島運動公園にて行う。運動・栄養・体幹を軸に、速く走るだけじゃなく、バランスの取れた身体を作り上げていく。

【Instagram】

https://www.instagram.com/najima_jr._ruuning_club?igsh=MWsyMG5mcjVqMGYxOQ==

この記事を書いた人

楢木十士郎